少し前の話になるのですが絵本作家のかがくいひろしさんの展覧会に行ってきました。
かがくいひろしさんの絵本は次男が幼い頃に読んで家族で夢中になりました😆沢山ある名作と言われる絵本の中でも大好きな絵本の一つです。キャラクターに温かみ💓があってどのストーリーも最後が「クスッ😊」と笑えるラストになっています。
展覧会会場では「まくらのせんにん そこのあなたの巻」が上映されていました。
このストーリーのラストにはちょっとしたしかけがあります。上映されているスクリーンの前には親子連れが居て、小学校低学年と思われる男の子が熱心にスクリーンに見入ってました👀その横で母親が「ほらこうやって見るんだよ」とか「ほらあそこに!」とか色々と話しかけていたんです。「お母さん一生懸命だな、私もああだったな😌」と思ったんです。ですが、その男の子はスクリーンに夢中で母親の声も耳に入らない位でした。その男の子を見ていたら楽しみ方って人それぞれなんだな、それでいいんだな、って思いました。
人はそれぞれ違って良いっていう考えは中々受け入れるのは難しいものです。例え親子であっても、兄弟、夫婦、恋人であっても考え方や感じ方がピッタリ一緒である必要はありません。むしろ、違っている部分をお互いが興味深い、面白い、と思える余裕があると人生は少し楽しくなります。スクリーンを食い入る様に見ていた男の子はその子なりに存分に楽しんでいたんだと思います。その表情を見るだけでこちらが嬉しい気分になりました。
それぞれが違う部分を受け入れる事によって自分が知らなかった世界を知る様になる。それこそが多様性だと思います。そう思うと多様性って身の回りに沢山ある事に気が付きます。何も特別な事をしなくても、特別な場所に行かなくても多様性を培っていく事が出来ます。多様性って大げさに考えなくてもいいのではないかと思ってます。自分と違う感覚を持つ人の話を聞いてみるだけでもいいです。
私はこの年になって受け入られる事は増えたましたが一つだけ未だ受け入れられない事があります😓それは夫さんが干す洗濯物の干し方が気に入らないのです。私は狭いベランダで効率よく乾く様に干しているんです。ですが、夫さんが干すとまったくの無秩序😠ささいな事ですがイラつきます。異なる部分を面白いと思えた方が良いのですがこればっかりは本当に受け入れる事が出来ません。未熟な私の修行はまだまだ続きます・・・


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