私は高校を卒業してから仲良くなった高校時代の同級生友人がいます。頻繁に会えるわけではないのですが会うと話が止まらない、そんな友人です。社会人になってから出来た友人もいます。その中でも付き合いが続く人、続かない人、それぞれいます。私は「友達100人出来るかな♪」というタイプではありません。しかし振り返ってみると私が仲良くなりたい、付き合いが続く人には一つ共通点があります。それは「誠実さ」がある人です。
「誠実さ」というのは「嘘や偽りがない事」です。「誠実さ」を大事だと思う人は「お世辞」言ったりその場限りの耳障りの良い言葉を言うのを「良」としない傾向があります。パートナーや理想の相手に「誠実さ」を求める人がいます。しかし、その反面自分は相手に対して、「誠実」ではない人という人がいます。そういう人は残念ながら「誠実」な人との人間関係を構築するのは難しいといえます。
私が友人に「誠実さ」を求めるのはそれが私にとって安心感を与えてくれるからです。私は褒められ慣れてないせいかお世辞を言われてもなかなか信用できません。お世辞を言われる位なら本当の事を言ってくれた方がよっぽど安心できると思っている人間です。時と場合に寄っては事実は残酷に人を傷つけるものですが嘘に囲まれて過ごすよりはいいと思っています。自分はそういう風に考える人間なんだ、と気が付くまで随分と時間がかかりました。けれど、気が付いたら自分でも驚く位に嬉しい気分になりました。「友達100人」は出来ないけど、まぁ、いいかと思える様になりました。そして、それが私の「個性」なんだと思えるようになりました。
人間関係を築く上で大切にしたいと思う事は人それぞれです。ただ、自分が何を大切にしているか自覚できると自分にとって理想とする人間関係を作る事が出来ます。それは年をとっても、将来が不安であってもそれを吹き飛ばす自分の財産となります。これからも何度も出会いのシーズンを迎えるでしょう。誠実な人との出会いを逃さず自分にとってのセイフティゾーンとなる人間関係を築いていきたいと思ってます。
レジリエンスラボ ウチダ 内田早恵 2025年3月22日
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