👩自分の強み・個性だと分かった時

  新年度、新しい生活、新しい環境での生活も早3週間が過ぎました。驚いた事に昨今では退職代行という業者もいるようです😓なんでも入社して３日で退職する若者がいるそうです😲この人出不足の世の中、会社側としてはなるべく長く勤めてもらいたい、と思うところでしょう。ですので尚更、言い出しにくいという気持ちも十分理解できます。私もかつて１ヵ月も経たない内に辞めてしまった経験をもっています。ですので早い段階で退職を決意し、次のステップに進む事には一概に悪いとは言えません。

　自分はどんな仕事だったら「自分の仕事」と胸を張って言えるのか分からなかった時期がありました。どんな仕事でも出来るんじゃないか、と誤った自尊心を持っていた様にも思えます😖海外経験があるから、英語が人よりちょっと得意だからと思って高を括っていたのです。正に厚顔無恥😔自分の強み・個性が分かっていなかったです。

　ただ、その時から今もそうなのですが私は一貫して「嘘」をつくのが苦手です。１ヵ月で辞めた時も自分で退職を申し出ました。自分が感じている事、思っている事を素直に言わないのは自分に嘘をついている気がしたのです。幸いな事にそのせいで責め立てられたりする事はありませんでした。「誠実である」という事は自分にとって昔も今も大きな意味をもっています。

　「嘘が苦手」なのでお世辞も苦手です。人に言うのだったらお世辞ではなく、本当にその人の善い所を言いたいと思います。ところが、逆に褒められても「お世辞か？」と疑ってしまう自分もいます。仕事や人間関係では少々大変だった事もあるのですが最近ようやく「嘘が苦手」という性格で良かったという思える様になりました。

　私はどんな時でもどんな仕事でも「誠実にこなそう」と思ってきました。自分の良心に恥じない様に仕事に取り組んだから私は自分に対して嘘をつく必要はありませんでした。様々な職を転々としました。今思えばもっと上手く立ち回れたかもしれないと思う時もあります。それでもその時の私は職務に対して誠実であったと自信を持って言えます。そしてそれは過去を振り返り、未来を見据えた時に自分に力を与えてくれます。

　これが自分の強み・個性なんだと分かったら安心しました。未来の自分に恥じない生き方をすればいい。そうすれば未来の自分はきっと幸せになっている筈だと信じています。

レジリエンス　ラボ　ウチダ　内田早恵　2025年4月23日