漫画も好きですが読書📖も好きです。好きなジャンルはミステリー・グルメ・歴史物(特に江戸時代)です。このジャンルには入ってはいないのですが夏川草介さんの「神様のカルテ」シリーズが好きで全巻持っています。シリーズは全部で4冊出版されてます。
映画化もドラマ化もされました。ドラマや映画には出てこないエピソードで「神様のカルテ0」にこんなセリフがあります。「優しさは弱さではない。相手が何を考えているのか考える力を「優しさ」というのです」(神様のカルテ0「神様のカルテ」より)。私はこのセリフが大好きです。
優しいから「言い出せない😔」とか、優しいから「譲ってしまう😟」とか、とかく「優しい」という人は損をしがちなイメージがあります。実際に言い出せない事によってストレスも溜まる事もあるでしょうし、譲ってしまう事で自分が損をする事もあります。どんな時も誰に対しても優しさを持って接した方がいいとは限りません。世の中には己の利益しか考えないで人の優しさに付け入こむ人だっています😤世知辛い世の中です😥親だったら自分の子供が優しすぎるという事に対して不安を持っても当然でしょう。
私はわりと「譲ってしまう」事が多く、そのせいで自分が大変な状況に巻き込まれたりしました。私は優しいから譲っていたのか、というと実はそうではなかったのです。私は自分に自信がなかったので他人を優先して当たり前と思い込んでいたのです。それを人からは「優しい」と評されたり、口先だけでも「感謝」されたりしたのでそうする事が良い事なんだと思い込んでいたのです。
相手が何を考えているのか想像する力はとても重要です。しかし、それと同じ位重要なのは自分がどうしたいか考える事です。「人の為にする事」と「自分の為にする事」が相反する場合も出てくるでしょう。その場合はどの様にしたら将来の自分が満足するかそれを考えてみましょう。是非気持ちが穏やかな時に考えてみてください。
譲り続ける事、言い出さずに黙っている事で将来の自分が納得するならそれが良い方法なのでしょう。しかし、将来の自分はきっと満足しないと思ったらどこかで少しずつ修正していくのも1つの方法です。当たり前にやっていた事を変えるには時間がかかります。でも、優しさは他人ではなく自分に向けてみるのもいいものです。幸せの種は蒔いてみないと分かりません。焦らず少しずつ進んでいく事で未来の自分に根付き、花開くかもしれません。
レジリエンス ラボ ウチダ 内田早恵 2025年4月26日
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