私達家族が今の土地に越してきて早5年目です。特段ここに縁があった訳ではありません。色々な条件を検討した結果今の家にたどり着きました。近くに大きな都立公園があり、最寄り駅に大きな商業施設ありでとても便利尚且つ居心地の良い場所です。特にご近所さんには恵まれ俗にいうご近所トラブルとは無縁な生活を送っています。
隣近所さんとは会ったら挨拶する、雑談をする、ちょっとしたお裾分けをするという事を通じて自然と良い距離感を保って付き合えるご近所さんとなりました。大型マンションではなく、建売住宅地ならでは、なのかもしれません。少し前にNHKで団地に住む住人を題材としたドラマが放送されていました。今現在の集合住宅ではこういったご近所付き合いは難しいかもしれないな、と勝手に想像していました。
所がそうではないのですね。都心の大型マンションの大規模修繕委員会に無関係の男性が住民になりすまして参加したというニュースが報道されていました。なりすましに気が付いたのは同じマンション内の住民だそうです。どうも見慣れない人がいる、本当にここの住民だろうか、と不信感を抱いたそうです。大型マンションが何世帯用なのかは報道されていませんが、恐らく10や20の世帯数ではないだろうと思いました。
そんな大勢が住む中、どれくらいの人が隣近所との付き合いがあるのか分かりません。しかし、今回はそんな日頃のお近所付き合いが犯罪を暴いたのです。お近所付き合いを煩わしいと思う人もいると思います。付き合う事によって余計ストレスが溜まるという側面も否めません。しかし、ゆるく繋がるというのは人にとっては居心地が良いものです。
実際にゆるいご近所付き合いがある土地では自殺率が低いという事も分かっています(『生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある』岡檀著)。たった一言の挨拶をするだけで防犯になるという説もあります。あくまでのご近所さんなのでお互い深い責任を押し付けたり、家庭内事情を何から何までさらけ出す必要はありません。しかし、無理のない程度で気持ち良く挨拶位は交わしたいものです。
親密に繋がる人間関係、ゆるく繋がる人間関係、両方とも持っていると心に余裕が生まれます。そんな事くらいで?と思わずに騙されたと思ってゆるく繋がってみましょう。案外居心地がいいものです。
レジリエンスラボ ウチダ 内田早恵 2025年7月2日
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