『家事も仕事も両立しててすごいね!』と言われるたびに、私は心の中でそっと笑います。実は、両立なんてとっくの昔に諦めたからです。でも、仕事と家事と勉強と頑張ってやらなきゃ!って思ってた時もあったんです。
2019年にQueen's Universityに復学した当初は勉強時間の予定も組み込んで自分としては万全の態勢で臨みました。👩MERRY CHRISTMAS‼‐小さな奇跡の話‐
それから1ヶ月して気が付きました。平日は仕事と家事でヘトヘト、課題は山積み。このままでは時間が足りない!勉強を続けられない、と。そう悟った瞬間、私は『諦める』という選択をしました。何を諦めたのか、家事を全て一人でやる事です。
実際には家族に事情を説明して家事の分担制を導入したんです。それによって平日は夜9時半から時間を確保できるようになりました。さらに、週末の時間も大幅アップ!週末はランチ・夕飯作りを放棄しました。ランチはそれぞれで準備し、(我が家命名:サバイバルランチ)それぞれが適当なタイミングで食べる事にし、夕食は夫さんが作る事になりました。この2つがなくなるだけで驚く程に時間が増えます。
その他にもお風呂掃除、皿洗い、洗濯、洗面所掃除を家族に振り分けました。振り分ける上で気を付けた事は分担を変えてもある程度のレベルを全員で維持できるようにした事です。例えば定期テスト前とか仕事が立て込んだ時はその人の担当を誰かに頼めるようにしました。頼む側が「何をしておいてほしい」と具体的に言うようにする。それによって頼まれる側も引き受けやすくなりました。
仕事をしていると平日は勉強すると言っても私の場合は1時間が限界。その代わり、1時間で出来る事をやり、時間をかけたいものについては週末に回すようにして自分の勉強計画も実生活に合わせて修正しました。息子達には夫さんは「料理の素人(初心者)」だから最初から本人の気を削ぐ様な事を言わない様に協力を依頼しました。「料理の素人(初心者)」というのが分かりやすかったんでしょうね。お陰で未だに週末料理担当はそのまま継続しています。
何かを成し遂げるために、すべてを一人で背負う必要はありません。完璧を目指すのをやめた時、私は前に進めました。さあ、周りを見てください。あなたは一人じゃない。私も、その力になりたいと願っています。どうぞお忘れなく。
レジリエンスラボ ウチダ 内田早恵 2025年8月21日
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