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2025年10月1日水曜日

👩「叱る」ということ:人を育てる難しさ

 出かけ先で小腹が空いたので一見(いちげん)さんカフェに入りました。こじんまりとした外観で、お一人様でも入りやすそうな雰囲気です。私は「エビとアボカドのバジルソースバーガー」(名称はうろ覚え)を注文しました。好きな物が全部入っているバーガーは、期待通りとても美味しかったです。

 お客さん同士で席を譲り合ったりする感じがなんとも居心地がよく素敵なお店です。私が行った時は調理担当スタッフ1名とホールスタッフ1名の2人体制でした。お店は穏やかな雰囲気でしたが調理担当スタッフさんがホールスタッフさんをキツく𠮟っている様子が目に入ってしまいました。声までは聞こえずあくまでも見ただけです。ですがその光景がなんとも私は気になってしまいました。

 何らかの事情があるのでしょう。そもそもキツ叱っているように見えたのは私だけで日常的なやりとりかもしれません。客商売は難しいものでどのような事がトラブルの種になるか分かりません。スタッフ教育も経営側の責任です。

 人を育てる、教育する、というのは短期間では成し遂げられないものがあります。努力した結果が今日、明日に出ると約束されているわけではありません。教える側と教わる側と気持ちも目的も同じだったら良いのですがそれが難しい。

 「褒めて育てる」「個性を伸ばす」というのは職場でも学校でもよく言われるようになりました。だったら欠点や苦手な事から目を逸らしてひたすら褒めればいいのでしょうか。そうではありません。人はどんな事であれ、その人なりにアップデートできる力を持っているのです。時には叱る事も必要です。叱るというのは本気になって相手を思っていないと出来ないのです。

 大事なのは教わる側が「言って(指摘)してくれてよかった」と思えるような言い回しをする事です。叱っても相手が言ってくれてよかったと思えば成功です。しかし、そうではなく、相手のプライドを傷つけたり、やる気を奪う様な言い回しになってしまったら効果はありません。

 教える側も教わる側も、1日で達人にはなれない。まさに「ローマは一日にして成らず」ですね。次にこの駅を使う時もこのカフェに寄りたいと思います。

 レジリエンスラボウチダ 内田早恵 2025年10月1日



 

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