アメリカの有名なトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」が、司会者ジミー・キンメル氏の政治的発言を巡り、番組の無期限放送停止に追い込まれたというニュースがありました。言論の自由を重んじるアメリカで起きたこの出来事は、多くの論争を巻き起こしています。この一件は、私たちが当たり前だと思っている「言いたいことを言える自由」がいかに人にとって大切なものか改めて考えさせられます。
アメリカのトーク番組司会者のトークは内容もさることながら、トークの速さも日本のトーク番組の比ではありません。しかし、アメリカ人がトーク番組が好きだというのはなんとなく肌で感じていました。その当時は何故なのか分からなかったのですが言いたい事を自由に言える「言論の自由」というのは人の幸せの根本に繋がる要素なのだと感じました。
私達は普段そこにあるものの有難さを忘れてしまいがちです。しかし、これがいざ取り上げられてしまうと人は窮屈さを覚える。言論の自由というのは自分が自分のままでいい、「安全性の保障」と「自己肯定感」の砦なのです。それを取り上げられてしまうと人は自分を見失ってしまい、恐怖や不安、不満を覚えます。
例えば日常生活で「本当はやりたくないけど」自分に押し付けられる仕事、「本当は自分のせいではないけど」自分の責任だと言わざるを得ない場面、「本当は賛成したくないけど」賛成している振りをしている自分。人は色んな事を我慢して生きています。
では、言いたい事を言えばいいのでしょうか?相手を傷つけると分かっていても言うべきでしょうか?それはそれで混乱を生み出す原因となりますね。相手の言葉を受け入れる度量の広さ、そして発言する側の相手を尊重する懐の深さ、両方が必要となります。
この両方を揃えるのは本当に難しいです。むしろ揃ったらラッキーです。人と人との繋がりを大切にする人ほど、ラッキー(運が良い)な状況を手に入れられます。
あなたは受け入れる度量の広さをもっていますか?それとも相手を尊重する心をもっていますか?運が良い人は棚から牡丹餅が落ちてくるのをただ待っているのではありません。自分自身で幸運を引き寄せているのです。
レジリエンスラボ ウチダ 内田早恵 2025年10月25日
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