西東京市民まつりに行ってきました。地元開催のお祭りはその土地の特色がでるものです。子供達が幼い頃は当時住んでいた地元開催のお祭りに足を運んでいました。しかし、引っ越しして、子供たちが成長したら足が遠のきました。更にコロナ禍の影響もあり、お祭りに行く習慣もなくなったここ数年。しかし行ってみたらやはり楽しい。
野菜の宝船もみているだけで楽しいし、普段は入れないようなお店の味が味わえるのもお得感があって嬉しい。フェスタやマルシェだと財布が緩むというのが良く分かります。私はお一人様を楽しめるタチです。あちらこちらから聞こえる子供たちの賑やかな声、知り合い同士のおしゃべり、焼きそばの香ばしい匂い。買ったり食べたりする様子を見ても寂しいとはあまり思いません。
でも、賑やかな家族連れを目にしたとき、子供と分け合って飲んだタピオカドリンクや家族で出かけていた昔を思い出してちょっとセンチメンタルな気分にもなります。
しかし今年は違いました。最近知り合った友人が出展すると聞いて激励?がてら見に行こうと思っていたのです。それは寂しさを埋めるというより、新しい扉を開くようなワクワク感がありました。ああいう場所で知り合いに会えるってとても嬉しいものですね。接客している様子を遠くから見て自分が励まされ嬉しい気持ちになりました。
友人関係というのは普段は会えないけど会うと昔に戻れるという友達がいます。これはこれで大切にしたい友人関係です。しかし、日常的に会える距離に居る友人関係もとても大切です。それは自分の身の回りのコミュニティを居心地良いものにするからです。
日常生活を楽しくする手段の一つとして自分の住んでいる場所で自分の居場所を見つける、というがあります。それは学校生活だったり、サークルだったり、仕事を通じて自分の居場所を自分で作っていくという事です。
いつでも、どこでも新しい人間関係を作るのは簡単ではありません。しかし、「レジリエンスを広げる」という活動を通じて出来た新しい友人。その友人のお陰で新しい楽しみが増えました。
子供の成長と共に一度途切れた地域のつながり。しかし、新しい友人が気付かせてくれたのは温かい「居場所」の大切さでした。将来は地元のお祭りで、多くの笑顔と繋がりを持つ。そんな未来の自分を思い浮かべながら笑顔で家路につきました。
レジリエンス ラボ ウチダ 内田早恵 2025年11月8日
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