日本史では江戸時代が好きです。太田記念美術館「江戸メシ」開催を知った時は絶対に行かなくては!と思いました💨今や世界に誇れる和食🍣の数々は江戸時代に発展したと言われています。食べる事大好きで歴史好きの私😁としては絶対に抑えておきたい展覧会でした。1点1点鑑賞しながら江戸時代から伊達巻は伊達巻だし、スイカはスイカだし、蕎麦は蕎麦なんだと思いながら堪能しました。花火と屋台が描かれている浮世絵を見ているだけ当時の賑わい、人の幸せな様子が伝わってきます。1月26日まで開催してます。ご興味のある方は足を運んで下さい。原宿に行ったのも何十年振りだったのですがこういう休日もいいものです。
私が美術館に足を運ぶようになったのはここ数年の事です。小さい頃から美術、特に絵を描くのが苦手で絵画の授業は嫌で嫌でたまりませんでした😓教室に全員の絵を張り出す必要はあるんだろうか😒と思ってました。絵を上手に描けないから私には美的、芸術的センスがないんだろう、と思ってましたし興味も湧かなかったです。
そんな私が初めて行ってみようと思った展覧会は2020年に上野の森美術館で開催されていた「King and Queen 展」でした。
私はその頃、カナダのQueen's大学でヨーロッパ史の勉強をしていました。その時に肖像画は歴史を紐解く上で貴重な資料である事、写真技術が発達していなかった昔は広報的な意味合いの他にも政治的な意味合いも兼ねて制作されていたと習いました。そんな観点から芸術作品を見た事がなかったので本物が見られる機会に行ってみようと思ったのです。この時、絵画を見て初めて「すごいな😲」と思いました。特にエリザベス女王2世戴冠の際に制作された肖像画には圧倒されました。
美術鑑賞っていいものなのかもしれない、そう思った瞬間でした。50歳を過ぎてから新たに趣味が増えるとは思ってもみませんでした。自分が上手に描けないから芸術作品を見に行っても無駄だろうと、自分で決めつけていたんです😅何につけても「どうせ」と決めつけてしまうと日常生活が単調なものになってしまいます。長い間遠ざかっていたものでも毛嫌いせず少し足を踏み入れてみれば思いもよらない出会いがあるかもしれません。
趣味を極めたり、その分野について圧倒的な知識を持っている人がいると新しい趣味を持つ事に気後れしてしまう人もいるかもしれません。でも、単純に「いいな」「素敵だな」と思う気持ちが何より大事です。だって、美味しものを食べたら素直に「美味しい」って言うだけでちょっとだけ嬉しい気分になりませんか?自分で自分を幸せな気分に、嬉しい気分にするって誰にでもできるけど中々しないですよね。贅沢をする必要はありません。良い物は良い、嬉しい時は嬉しいと言うだけで人は少しだけ幸せになります。そうやって自分で幸せは増やせます。


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