1回ブログ更新をお休みさせて頂きました。家族が入院・手術という事態になりちょっと慌ただしくしておりました😅前々から決まっていた手術なので特に心配する様な事はありません。それでも、気分的に慌ただしくなるものです😖
私自身は入院の経験が少なく、日常生活においても通院する必要性が少ない人間です。丈夫に生んでくれた母に感謝です😄私の両親は後期高齢者で私自身も第2(?)、3(?)の人生を考える年となりました。その上で心身共に健康でいる事、それは言いうまでもなく大切な事です。女性は更年期障害というやっかいな症状もあります。「人生100年時代」と言われたり、「ウエルビーイング」という言葉が一般用語の様に使われたりする様になりました。体が健康で、経済的に余裕があっても、心が健康でないと人は孤独になり、幸せを保つ事は難しい、という概念が少しずつ広まっている様に感じます。
逆に体の機能が衰えたとしても心の健康さえ保つ事が出来たら人が幸せを感じる心(=ウエルビーイング)は保つ事が出来ます。色々なありますが確かな事は「感謝する気持ち」、「有難いと思う気持ち」を持ち続ける事です。これはポジティブ心理学においてもとても重要と位置付けれている概念です。私はアメリカの大学で心理学を勉強していた時に何度もこの事を考える機会がありました。
人は「感謝する」と「感謝される」の2つの気持ちを出す事が出来ます。つまりプレゼントをもらって「お礼を言う」=「感謝する」、プレゼントを上げて「感謝される」=「お礼を言われる」の2つの気持ちを経験・表現できます。どちらの感謝の方が幸せを感じる力(=ウエルビーイング)が持続するかというと、「感謝される」=「お礼を言われる」側なのです。つまり、人に対して何かをした時に「お礼を言われる」=「感謝される」気持ちを受け取った時、ウエルビーイング度が上がります。その気持ちは持続し、人を前向き(=ポジティブ)にします。
介護をしたり、人に親切な行為をした時に、「ありがとう」と言われると嬉しいものです。人に親切な行為をしてもお礼を言われなかったり、介護をしても当たり前かの様に思われたりすると嫌な気持ち(=ネガティブ)になります。日常生活をおくる上で他者のサポートが必要となった場合でも「お礼」を素直に伝えるだけで周囲の人を幸せにする事が出来ます。それにおいては素直に「感謝する」という気持ちを持ち続ける事が重要です。どんな事態になっても自分の存在が人にとって役に立つと信じられる事こそが幸せです。
今回家族が入院する事態となって改めて医療従事者、現場で働く方々に尊敬と感謝の念を抱きました。世間ではマスクも日常的にしない人も増えてきた中でパンデミックの危険性を常に考慮して働くのは想像以上のプレッシャーがあるだろうと思います。お礼を言う以外に私の「感謝」の気持ちをどの様にして表現したらいいのだろうと思いながら過ごしています。
レジリエンスラボ ウチダ 内田早恵 2025年3月15日
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