私は勉強が得意ではありませんでした😆小学校の時から授業中に別の事をボーっと考えるような子でした。成績は国語以外は寂しいものでした。成績は今一パッとしないし、空想で一人遊びが出来るタイプだったので友達も沢山いませんでした。「友達100人出来るかな♪」という歌がありますがそれを聞いても「へー、友達100人も欲しい人いるんだ」って他人事に様に感じたものです😅
クラスの端っこにいる大人しい、自分の意見は言わないタイプでした。人によって当たり前はそれぞれ違いますが私にとってはそれが当たり前の日常でした。平穏無事に過ごせるならその方が良いと思っていました。安心、安全というものは人が生きていく中でとても重要な要素です。不安定な環境で過ごさなければならないのは人にとって大きなストレスになります。あの頃、私は自分にとっての安心・安全な環境を自ら作り出そうとしていたんだと思います。
言ってもどうせ受け入れてもらえないだろうという恐怖心もありました。そんな恐怖心を打ち破るきっかけとなったのはオンラインでカナダの大学の授業を受講してからです。成績評価にクラスパフォーマンス(クラスでどれだけ積極的に発言しているか等)も査定対象になっていたので黙っているわけにはいかなかったのです。
私の意見は絶対少数派と思い大した反応も期待してませんでした。寧ろちゃんと伝わっているのか心配でした。ところが自分の意見に対して「気づかせてくれてありがとう!」とか「教えてくれてありがとう」とか言われたんです。驚きました😲初めて自分の意見を言っても良いんだって思えました。人が気が付かない所に目が行き届くなんて素晴らしいとまで言われました。
それから自分の周りのちょっと変わった意見や、自分とは違う考え方をしている人の話を気を付けて聞く様になりました。自分と同じ考え方を持っている人は一緒にいて安心ですが、違う考え方をする人と話すと刺激になります。その刺激を自分のパワーに出来るかどうかはその人次第です。自分の意見を受け入れてくれる環境が整っていないと思うなら自分は少数派の意見を受け入れる側に回ってみましょう。
カナダの大学で私の意見を好意的に受け止めてくれた人に対して今更感謝の気持ちを伝える事はできません。だから尚更私は自分の意見、考えなんて言っても無駄と思い込んでいる人の話に耳を傾けたいと思ってます。自分を受け止めてくれる人がいる、自分の話を聞いてくれる人がいると思うだけ人って少し前進できるものです。
レジリエンス ラボ ウチダ 内田早恵 2025年5月17日
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