コロナ禍において色んな言葉が一般用語として認知されました。その中でも私にとって印象的だった言葉は「エッセンシャルワーカー」です。外出が思うように出来なくなり不便を強いられていた時期に「エッセンシャルワーカー」が例外となっていた事から認知度が高まった様に思います。医療🚑から始まって公共サービス🔨🔩食料🍚物流🚚金融💰教育🏫等多岐に亘っています。実は全然気に留めていなかったのですが私の夫はエッセンシャルワーカーの部類の職業です😅医療や食料等に比べると命に関わるとは思えないけど、生活には必要不可欠な仕事だったのね😏と思ったものです。
エッセンシャルワーカーは例えそれが地味な仕事でも、高収入でなくても大切な仕事を担ってもらっています。所が人によっては医療現場はすごく大事だけど○○はそうでもないんじゃないか😤とか比べる人がいます。「比べる」というのは人間の本能に組み込まれている能力ですがこれは少し厄介なものです。何故なら「比べる」という事があったからこそ人間社会は進歩してきたわけですがそれが故に苦しむ事もあるからです。
例えば、自分の子供を誰かと比べたり、自分自身を誰かと比べて落ち込んだりします。他の子はあんなにハツラツと発言しているのに自分の子は発言しようしない😓とか、メディアに出てくるワーキングマザーを自分と比べて惨めな気分😔になったりする人もいるでしょう。私自身も他の人のブログを読んでキラキラしているなぁ、とか、フォロワーがそんなに😲と思ったりします。その他にもどうしようもないような事、例えば背が低いとか、髪がくせ毛で嫌だな、という些細な事も人と比べて羨む事は日常茶飯事です。
この「無限負のループ」に入ってしまうと厄介です。他の人は自分の事を見下しているんじゃないかと疑心暗鬼になったり、逆に自分が他人を見下していたり。あの子は試合に出場できなかったけどうちの子は出場出来たとか、知らず知らずの内にそういう目線でしか人を見られなくなってしまっている事もあります。
なんせ「比べる」事は人間の本能に組み込まれているのですからそれを全く「無」にするのは難しいです。では、どうしたらいいでしょう。私は自分を過去の自分と比べるようにしています。過去の自分と比べても落ち込む事はあるのですがそれでも、他人と比べるよりは健全な気持ちになれます。誰だって前進して、成長しているもの。だからそこに自分で大注目すればいいのです。
過去の自分と比べて「良し!私なかなか頑張っているじゃん!」と思える様に日々を過ごしていけば、他人と比べる時間なんか無くなります。他人と比べてモヤモヤする気持ち捨ててしまいましょう。
レジリエンス ラボ 内田早恵 2025年5月24日


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