大どんでん返しのストーリーは好きですか。2026ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケートペアの「りくりゅう」はまさに多くの人が感動する大どんでん返しストーリーでした。
今回の話はそんな華やかなどんでん返しストーリーではなく、もっと身近な「職場の逆転劇」についてです。相談者さんは職場のお局さんから嫌わているという悩みをお持ちでした。
日常的にやり取りする事はないものの、業務上の連絡事項の返信に相談者さんをターゲットとするような嫌味な返信があったり、あからさまに無視されたりしたそうです。それでも相談者さんはひたすら気が付かないフリをしていたそうです。
直属の上司はその微妙な関係性に気が付いて相談者さんがなるべく関わらなくて済むような配慮をしていたそうです。相談者さんは
「毎日一緒に仕事をするわけではないし、相手にしたところで仕事が早く終わるわけではない。だから相手にしないようにした。でも、時折メンタルが凹む」
とおっしゃってました。ただ、自分は表裏ない態度を心がけよう、そう決めたそうです。
それがある日を境に180°変わりました。相談者さんの直属上司がお局さん部署も兼務する事になり、お局さんの直属上司に就任したのです。すると、お局さんの態度は一変。相談者さんに愛想よく話しかけたり、業務の事を話したりするようになったそうです。
相談者さんに「相手の態度が一変した時どう思われましたか?」と聞きしました。
「自分は誰に対しても表裏ない態度を取ろうと心がけててよかったって思いましたよ。表裏ある人を見抜けない人もいるけど、せめて自分はあちら側の人間ではないと胸を張って言えます。」
人の真価を見抜けない人は世間には多くいるでしょう。そのせいで苦しい目に合う人もいるでしょう。でも、せめて自分はそういう争いの世界から一歩抜け出せたら気持ちが平穏になりますよね。
私も自分がそんな態度をとらないようにするだけで誠実な人が報われる、そんな社会を――せめて自分の周りだけでも作りたいと思います。
レジリエンスラボウチダ 内田早恵 2026年3月4日

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