先だって環境系セミナーにスタッフとして関わった役得でその分野では第1人者と言われる人の話を聞く機会に恵まれました。
話が大変聞きやすくて、後日その感想を別の人と話してた時に
「そのスピーカーSさんの凄いところは相手に合わせたレベルで面白い話をできること」
とおっしゃってました。スピーカーSさんは国を代表する人と会談したり、難しい論文を発表なさったりする雲の上の存在です。しかし、その環境系セミナーではそんな素振りは全く感じませんでした。著名人の講演を聞いて「なんだか難しくて消化不良だな」とか「自分の理解力が足りないのかな」と感じることがありました。理解力のことはさておき、もっと大切なことがあると気づかされたのです。
「相手に合わせて話をする」---当たり前だけど大切なことなのではないかと思いました。聞く相手にに楽しんでもらえるように準備することがポイントなのではないかと思ったのです。
自分本位の内容になってしまったり、自分の知識をひけらかす無意味なプライドがあると、相手の気持ちを無視した話になってしまうのではないかと思いました。
「相手に楽しんでもらおう」という気持は新しい答え、新しい道筋を見出す目線に繋がります。そしてそれは自分自身、ワクワク楽しみながら新しいことにチャレンジする原動力にもなると実感しました。
スピーカーSさんは「私は死ぬほど努力した凡人にすぎません」とおっしゃっていました。どんな場面であっても、努力すること自体を楽しむ——そんな「非凡な凡人」に、私もなりたいと感じました。

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