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2025年12月10日水曜日

👩心のバッテリー切れにご注意!

  ちょっとした事に大騒ぎして大変アピールしてくる人がいます。はたから見ると「そんなに大変かな?」と思う様なタスクであっても、「すごい頑張った」感を過剰に出されるとかえって疲労感やモヤモヤを感じることはありませんか?

 そういう時はどの様にその場を乗り切っているでしょうか?「ご苦労様」と声をかける。「○○さんのお陰で無事にプロジェクトが完遂したよ!」と大げさに褒める。「ありがとう!お疲れ様でした」は一般的によく使われるのかもしれません。でも、たかがそれくらいの事でいちいちアピールされても!って思ったりもします。

 私の周囲にもこのように悲劇アピールをする人がいます。気が付かない内に引き込まれそうになっていました。なんだか最近、調子でないな、なんかおかしいな、っていう自覚はあったんですが原因がすぐに思いつかずモヤモヤしてました。そして気が付いたのは悲劇アピールをする人の共通点。それは非常にネガティブ度が高いという事です。

 ところが、同じようなアピールでも全く違う印象を持つ場合もあります。それは言葉に「感謝」、「希望」、「思いやり」が込められている場合です。自分の事を周囲の人に言う際に感謝の気持ちが込められていたり、もっと成長したい、という思いが込められている人の言葉は聞いていて気持ちが良い。そう、応援したくなる。一緒に時間を過ごしたいと思うようになります。

 悲劇アピールをする人も実は根本的には「人に認められたい」、「褒められたい」、「人と一緒に居たい」と思っている筈なのです。当たり前です。人は一人では生きていけないのですから。ただ、気を付けないといけないのはこういう悲劇アピールをする人の言葉は周囲をネガティブにする力がとても強いです。

ネガティブな力に対抗するのはパワーを必要とします。自分のエネルギーを奪われる前に、「心の防護壁」を築きましょう。まずは自分を第一に考え、楽しいと思えることを沢山ストックしておきましょう。

 そうして心のバッテリーが満タンになれば、ネガティブな悲劇アピールも別の景色として眺める事ができます。自分を大切にしないと周囲の人間にやさしくできない。負のスパイラルではなく、+の上昇気流は自分で作れます。自分も周りの人間も大切に出来たら居心地の良い社会になりますね。




レジリエンスラボウチダ 内田早恵 2025年12月11日


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